黒毛和種であり未経産の雌牛である

未経産とは、子どもを産んでいないという意味です。
牛全般に当てはまることですが、雌牛は雄牛よりも脂肪の質がよいとされています。

脂肪の融点が低く、旨味成分が濃縮されている不飽和脂肪酸も多く含まれているため、くちどけがよいのが特徴です。

未経産の雌牛は肉牛として育てられているため、上質な肉として育つように脂肪分の多い食事をしていることが多いです。

一方で経産牛は、子牛を産むためにできる限り脂肪を控えたワラや牧草などの食事を中心としています。

このことから、上質な肉を目指して育てられた、脂肪含有量が多く含まれる未経産の雌牛のみが松阪牛として認められるのです。

専用の管理システムに登録

「松阪牛協議会」は、2001年に発生した狂牛病問題をきっかけとして、安心して松阪牛を楽しんでもらえるように専用の管理システムを採用しました。生まれてから出荷されるまで、消費者が牛それぞれの情報を確認できるシステムです。

このシステムに登録されている牛のみを松阪牛と認めています。

松阪牛生産区域での肥育期間が最長かつ最終である

松阪牛生産区域として認められているのは、旧22市町村です。
松阪牛は、これらの地域を産地としています。

現在の市町村に当てはめると、松阪市・明和町・多気町・玉城町・度会町・大台町の全域と、津市・伊勢市・大紀町の一部地域です。松阪牛生産区域として認められていない町村と合併した市町村も存在していることから、昔の市町村名のままを定義としているようです。

1．贅沢気分でお肉が楽しめる

日本三大和牛の1つである「松阪牛」というブランドは、食べる人をリッチな気分にしてくれます。
肉のおいしさはもちろんのこと、包装も華やかで特別な雰囲気が感じられるでしょう。

2．季節を問わずおいしく食べられる

フルーツや海鮮もギフトとして人気ですが、どちらも旬があります。
一方で松阪牛であれば季節を問わず、いつでも贈ることができるのが特徴です。

贈りたいと思ったときに贈れるギフトとして、1年中人気があります。

3．相手の好みを気にする必要がない

形に残るギフトは、相手の好みかどうかを気にする必要があります。
また、「好みではないものだけれど、贈り物だから使わなくては」と受け取った側も気を遣ってしまう場合があります。

松阪牛はギフトの中でも「消えもの」と呼ばれる食べ物なので、肉が嫌いな相手でなければ、相手の好みを気にする必要がありません。

4．年齢を問わず楽しめる

ギフトは、送る相手の年齢を気にすることも大切です。例えば、10代向けの品を、50代の人に渡してもあまり喜んでもらえない可能性があります。
松阪牛ならみんなで囲む食卓の主役となるため、年齢を問わず家族全員でおいしく食べられます。